カシオペア座の5つの星になぞらえてカシオペア連邦と呼ばれる二戸地域。「いつつ星会」はカシオペア連邦の5地域と、サービス評価の最高評価であるファイブスターを目標に名付けられました。寝たきりにさせない自立した生活をおくれるように「自立支援介護の推進」に取り組み、地域に密着した、最善の福祉サービスの実現を目指しています。
社会福祉法人いつつ星会白梅荘 高見昌汰さん(21歳)
母がしていた福祉の仕事に興味を抱いたのが、今の仕事に就くきっかけです。それに介護のスキルを身につければ祖母のお世話も出来ると考え、盛岡社会福祉専門学校に進みました。卒業後は二戸に帰ろうと考えていたところ、学校で「いつつ星会」の施設長のお話を聞く機会がありました。その時に、施設では利用者が自分らしく生きられるように支援する「自立支援介護の推進」に取り組んでいると聞き、とても共感したんです。そして自分もスタッフの一員として理念を少しずつ実践できるようになりたいと、講話後の施設長にアピールしました。今はいつつ星会の運営する施設のひとつ「白梅荘」で働いています。
現在、白梅荘には南棟・北棟合わせて50名の利用者がいらっしゃり、その方々の食事や入浴など生活全般の介助が主な仕事です。初めの頃は、専門学校で2年間学んできた事と現実とのギャップにとまどいましたね。さらに夜勤初日に、利用者のお一人が体調を崩されて…。学校ではレクリエーションの重要性について考えてきましたが、むしろ現場では看護や医療の知識が必要だと実感しました。今は時間を見つけては看護スタッフに質問するようにして知識を増やし、自分のステップアップに繋げています。
今の目標は、施設の試験に合格して正社員になること。筆記以外に日頃の勤務内容も合否の判定材料になるので気は抜けません。正社員になれば責任も重くなるし、やがてスタッフに教える立場にもなるでしょう。まだ分からないことばかりですが、少しずつ知識を貯えて自信をつけ、介護福祉士という仕事に取り組みたいと思っています。
Q.学生の時と社会人で一番違うと感じたのは?
ひと言でいえば「責任感」。学生時代もアルバイトはしていたけど、今は利用者さんの体調を見きわめながらベストな介護を選択するなど、相手の立場にたって考えて動かなくてはなりません。そういう意味で、仕事に対する心構えはまったく違っていると思います。
Q.職場の雰囲気は入社前・入社後で違いますか?
「いつつ星会」は地域では大きな社会福祉法人。当然利用者もスタッフも多いのですが、忙しい中でも自立支援に繋がる歩行訓練を熱心に行っているし、どんなベテランスタッフでも空き時間には介護の知識を深める努力を続けていることにとても感心しましたね。
Q.先輩として、学生時代にやっておいた方がいいと思うことは?
社会人になって思うのは「自由に使える時間」がいかに大切だったかということ。だから学生時代はとことん楽しんじゃって下さい。そして介護職を目指すなら、看護や医療に関する知識も学んでおいた方がいい。現場に出ても戸惑うことなく仕事が出来ると思います。
Q.二戸地域のいいところ、休日の過ごし方を教えて!
小さな頃からずっと見ている二戸の風景。その中で暮らし、仕事ができていることが一番のリラックスかな。また休日に専門学校時代の先輩や仲間たちと集まってフットサルもしています。体を動かすことでリセットでき、仕事にも元気に向かっていけるんです。
企業DATA
企業名 | 社会福祉法人いつつ星会 | ||||||||||||||||
所在地 | 岩手県二戸市仁左平字横手6-1 | ||||||||||||||||
電話番号 | 0195-23-8989 | ||||||||||||||||
ホームページ | http://www.itutuboshi.com | ||||||||||||||||
代表者 | 理事長 中田 專市 | ||||||||||||||||
従業員構成 | 164名(正規78名/非正規86名) 男女比(男42名/女122名) | ||||||||||||||||
勤務時間 | 各事業所により異なる | ||||||||||||||||
休日・休暇 | 休日年間107日 | ||||||||||||||||
福利厚生 | |||||||||||||||||
採用実績 |
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